久しぶりのいろどり屋店主です。
パソコンのインストラクターという仕事をしている関係上、そういうデバイスに関する質問や相談をよく受けます。
そこで最近よく聞かれるようになったのが「Windows12っていつ出るんですか?今のパソコンで大丈夫ですか?」という質問。
せっかくなのできちんとお答えしたいところですが…、正直なところよく分かりません。ですので、この記事ではWindows 12の登場予定時期、アップデート対象者の対応方法、必要スペックについてわかりやすくまとめました。
■ Windows 12のリリース時期は?
マイクロソフトは正式なリリース日を発表していませんが、複数の業界関係者の情報によれば、Windows 12は2025年後半〜2026年前半のリリースが有力視されています。特にWindows 10のサポートが2025年10月14日で終了する予定であることから、それにあわせて新OSへの移行を促す可能性が高いです。
■ Windows 11ユーザーはアップグレードすべき?
Windows 11をすでに使っている方は、必ずしも急いでアップグレードする必要はありません。Windows 11は引き続きサポートされる予定で、しばらくは安定した動作が見込めます。ただし、Windows 12ではAI機能の強化や、セキュリティ、UX(ユーザー体験)の面での改善が期待されており、興味がある方はタイミングを見てアップデートを検討すると良いでしょう。
アップグレードはおそらく無償提供となる可能性が高く、Windows 11で動いているPCならそのまま対応するケースも多いと予想されています。ただし、ハードウェア要件の引き上げには注意が必要です。
■ Windows 10ユーザーはどうすべき?
Windows 10を使っている方は、サポート終了(2025年10月)までに何らかの対応が必要です。今からWindows 11にアップグレードするか、Windows 12の登場を待つかの選択になります。ただし、Windows 12の要件はさらに高くなる可能性があり、古いPCではインストールできない可能性もあります。
そのため、PCが比較的新しい(2020年以降発売)ものであれば、Windows 11へのアップデートを行っておくのが安全な選択肢です。古いPCを使っている場合は、Windows 12を見据えて買い替えを検討するタイミングかもしれません。
■ Windows 12に必要なスペックは?
現時点では公式発表はありませんが、Windows 11よりもやや高い要件が予想されています。特にAI処理への対応が強化されるとの情報もあり、以下のようなスペックが目安となるでしょう:
- CPU:Intel 第12世代以降、またはAMD Ryzen 5000シリーズ以降(AI対応のNPU搭載ならなお良し)
- メモリ:16GB以上推奨(最低8GB)
- ストレージ:SSD必須、空き容量は100GB以上
- TPM 2.0:セキュリティチップ必須
- GPU:DirectX 12対応グラフィックスカード
現在使っているPCがこれらを満たしていない場合、Windows 12への移行は難しいかもしれません。
■ まとめ:Windows 12は待つ価値あり?
Windows 12は、AI時代に対応した新しい体験を提供する可能性が高い注目のOSです。ただし、現時点では情報が限定的で、対応PCのスペック要件も厳しくなる見込みです。
Windows 11ユーザーは焦らず情報を見極め、Windows 10ユーザーはサポート終了前に、Windows 11またはPCの買い替えを検討するのが現実的でしょう。
新たなOSへの移行は不安も伴いますが、正しい情報と準備で、快適なPCライフを継続できます。今後のマイクロソフトの公式発表に注目しつつ、自分に最適なタイミングでのアップグレードを見極めましょう!